ヨーグルト

朝食や食後のデザートにぴったりのヨーグルト。
整腸作用や便秘解消に効果が期待できることは有名ですが、美容やダイエットにも効果的であることをご存知でしょうか。
おすすめの食べ方とあわせて、ヨーグルトの美容効果やダイエット効果についてご紹介いたします。

ヨーグルトが美容・ダイエットに効果的な理由

ヨーグルトの中には、乳酸菌やビフィズス菌が含まれています。
乳酸菌は主に腸の働きを良くする菌で、ビフィズス菌も乳酸菌のように腸を活性化させる菌です。
人の腸の中には善玉菌という菌が存在していますが、乳酸菌やビフィズス菌はその善玉菌を応援してくれる菌なのです。
ヨーグルトを食べることによって、これらの善玉菌を活性化させて、腸内環境を整えることにより、さまざまな効果が期待できるのです。
腸の中には腸内腐敗を進ませる悪玉菌も存在していますが、善玉菌を活性化させれば悪玉菌も弱らせることが期待できます。

ではヨーグルトを食べることによって、女性にとって嬉しい美容効果やダイエット効果が期待できると言いますが、それはなぜなのでしょうか。
美容効果に関しては、主にビタミンB群の生成によるものであるといわれています。
腸内に存在する善玉菌は美肌効果が期待できるビタミンB群を生成する作用があり、ヨーグルトを食べることにより善玉菌を応援し、美肌効果のあるビタミンB群の生成がさらに促進されるわけです。
ダイエット効果に関しても腸の作用が関係しています。
腸の働きが良くなるということは、腸の運動量が増えることでもあります。その結果、基礎代謝量アップにもつながり、痩せ体質になっていくのです。

ヨーグルトは夜に食べるほうが効果あり!?

ヨーグルトの美容・ダイエット効果を効率的に得るためには、食べ方にポイントがあります。
まず、食べる時間帯に関してですが、夜10時~深夜2時の間がおすすめです。
この時間帯に食べると腸の動きが活性化され、整腸効果が倍増するといわれているのです。
ヨーグルトは朝食で食べるというイメージがあるかもしれませんが、実は「夜」に食べるほうが効果的であると覚えておきましょう。

ダイエットのためなら食前に、整腸効果なら食後に食べるのが効果的

ヨーグルトでダイエット効果を期待するなら、食前に食べることをおすすめします。
食前に食べると満腹感が得られ、その後の食事の量を減らすことができます。
ただし、整腸効果を考慮するなら食後に食べたほうが良いでしょう。
なぜならビフィズス菌などを、生きたまま腸に送ることができるからです。
空腹の状態だとビフィズス菌が胃を通過するときに、胃酸によって死滅する恐れがあります。

ヨーグルトに色々なレシピを加えるのも楽しい

ヨーグルトは1日に200gまでの摂取が目安とされており、それ以上食べても効果がないといわれています。
この量で物足りないと感じる場合は、ヨーグルトの中に果物やシリアル、ナッツなどを混ぜたりして、かさ増しのアレンジレシピを考えてみるとよいでしょう。
噛み応えのある食べ物を混ぜることで咀嚼回数が増え、満腹感アップにつながります。
カロリーオーバーにならないよう注意しながら、アレンジレシピを考案していきましょう。